TOKYO MXテレビ「西部邁ゼミナール」を観た

話を聴いても、書き物を読んでも何の役にも立たない保守論者は、困ったちゃん以外の何物でもない。最近では、「朝日叩き」で脚光を浴びている小川栄太郎氏がイチオシの困ったちゃんだが、こうした輩とは違って、情勢認識などに関しては参考になる保守論者もいる。

かつては大嫌いだった西部氏もその一人だし、「ゼミナール」で知ったアメリカ在住の評論家伊藤貫氏もそうだ。その他、一水会木村三浩氏や鈴木邦男氏、「ゴーマニズム」の小林よしのり氏にも関心はある。

 

その伊藤氏を招いての今日のゼミナール。

タイトルは「世界大分裂を語る!!! いつまでアメリカの属国でいるのか」

要旨を番組案内からコピペして紹介します。

 

『資本主義と民主主義が行き詰まる世界混沌化によって国経済・国際政治は今、米中露印欧と5極化へ向かっている。北朝鮮核武装・ミサイル発射といった緊張感が高まるが、日本はアメリカの顔色を窺いながら「核の傘がある」というフリをしている。今後3~5年の間で北朝鮮は数十発の水爆を保有しアメリカ国民数百万人を殺す能力を持てば、恫喝された日本をアメリカが守ることはない。』

 

ゼミナールにはいろんな論者が出演するから、確たる世界観を持っていないと引きずられのるで(オイラもその一人だが)、お薦めはできませんが・・・。